唇の痛み・唇の荒れについての体験話です。
くちびるは現在も時々 痛みが出て皮膚科に行くことがあるのですが…
最初に唇が痛くなったのは数年前頃…
唇(くちびる)がヒリヒリ、ピリピリする感じで痛くなりました。
それで、鏡で唇を見てみると、黄色いかさぶたのようなものができていました。
その何ヶ月か前には、唇と顔の皮膚がヒリヒリして痛くなり 病院の皮膚科を受診しています。
前に顔が痛くなった原因は、化粧品の美白成分が肌に合わなかったことや、黄砂・PM2.5などの影響ではないかなと思います。
その後の唇の痛みの原因はよくわかりません。
唇だけなので、リップクリームや口紅の成分がよくなかったのかな… ? とも思いましたが、はっきりとした原因はわかりません。
もともと敏感肌なので、いろいろな刺激に弱い皮膚のわたしです。
唇が痛いときに試したこと
唇の痛み・荒れは数日で治るかなと思っていたのですが、なかなか治らず、2週間くらい痛みが続きました。
唇に白色ワセリンをつける
唇が痛くなったときにしたことは、まず、家にあった白色ワセリン ソフトを唇に塗りました。
白色ワセリンは、肌荒れなどで皮膚が乾燥してカサカサしている場所につけたり、傷の治りかけで薬が必要なくなった部分などに、保湿のために塗ることがあり、家にいつも置いています。
ワセリンは手荒れや肌荒れなど乾燥対策に良いです。
白色ワセリン ソフトは、かたくなく、やわらかいので皮膚に塗りやすいです。
白色ワセリンを肌に塗ると、皮膚の状態がよくなることが多いのですが、前に起きた唇の痛み・荒れた部分は、白色ワセリンを何日間かつけていても痛みの症状は治りませんでした。
唇は、食事をするときに食べ物が触れて、その食べ物が刺激になることがありますね。
痛みが出ていたときには、醤油などの塩分の多い食べ物が唇に触れるたびに、荒れた部分の痛みが起きていました。
いつもなら白色ワセリンを塗ると肌の状態が良くなるのに、今回は唇の痛みや荒れがどうして良くならないんだろう?
と不思議に思い、白色ワセリン ソフトの容器をよく見てみたら…
なんと…!
使用期限が大分過ぎてしまっていました。
使用期限が2年前の日付になっていたのです… 笑
使用期限が過ぎた白色ワセリンをつけていたことが肌の状態が回復しなかった原因かどうかはわからないですが、白色ワセリンの説明書には、
「使用期限が過ぎた製品は使わないでください。」
と書かれています。
使用期限が2年も過ぎた白色ワセリンは、成分が劣化して皮膚によくないだろうと思い、その後は使用するのをやめました。
プロペトをつけて唇の痛みや荒れた症状が良くなる
使用期限が過ぎた白色ワセリンを使うのをやめたあとは、前に皮膚科受診で処方してもらったプロペトの薬が家にあったので、そのプロペトを唇につけて様子を見ることにしました。
春に唇や顔が痛くなって皮膚科に行ったときには、弱いステロイドが入った薬を唇や顔に1週間ほどつけて、その上に保湿剤としてプロペトをリップクリーム代わりに唇につけるように先生に言われました。
プロペトは、白色ワセリンを精製して不純物を少なくしたものです。
プロペトもかたくなく、皮膚に塗りやすいです。
唇に痛みがでていたときには、プロペトを 寝る前や肌が乾燥しているときなど1日に何度か唇につけました。
そして、プロペトをつけてから何日か経つと、唇の痛みが気にならなくなってきました。
黄色いかさぶたのようなものもなくなりました。
プロペトが唇の皮膚を保護してくれたようです。
唇の痛みや荒れが治まらなかったら、また皮膚科を受診しないといけないな…と思っていたのですが、プロペトで症状が良くなって良かったです。
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唇にやさしい成分の歯磨き粉を使う
唇が痛かったときには、歯磨きをするときに歯磨き粉がヒリヒリして唇や口に刺激になったため、口にやさしい歯磨き粉を買ってきて使いました。
肌(口)にやさしい成分で作られている歯磨き粉を探してみると、塩入りのものが多かったのですが、私は塩入りの歯磨き粉が苦手なため、塩が入っていない歯磨き粉を選びました。
塩は天然の成分で食べられるものですし、安全性が高く、肌に刺激が少ないのかもしれません。
でも、塩入り歯磨き粉で歯を磨いていると、塩分の味が気持ち悪くなってしまいます…
敏感肌だけでなく、他もいろいろ敏感で…
塩分入り歯磨き粉が苦手な私が購入した歯磨き粉は、
「シャボン玉 せっけんハミガキ」という歯磨き粉です。
シャボン玉 せっけんハミガキは、発泡剤に合成界面活性剤が使用されていない、お口にやさしい歯磨き粉です。
★ラウリル硫酸ナトリウムなどの合成界面活性剤を使用していません。
★パラベンなどの防腐剤も不使用
★発泡剤に石けん成分のみの純植物性無添加石けんを使用
《シャボン玉 せっけんハミガキの成分》
炭酸Ca(清掃剤)、水、ソルビトール(湿潤剤)、石けん素地(発泡剤)、ベントナイト、セルロースガム(粘結剤)、香料(ペパーミント)
お口にやさしい成分で作られているというシャボン玉 せっけんハミガキを使用してみたのですが、
唇に痛みがあったときには せっけんハミガキでも刺激になり、歯磨きしている時に唇や口の中がヒリヒリして痛かったので、使うのをやめました。
成分的にはやさしい成分で作られているのかもしれませんが、口が痛かったです。
唇や口の中が少し荒れていたから、やさしい成分の歯磨き粉でも刺激になり、ピリピリと痛かったのかもしれません。
塩分の多い食べ物を食べるときも痛みがありましたから。
そのときは、それまで普段使っていた歯磨き粉のほうが歯磨きをするときに痛みが少なかったです。
歯周病予防のための成分が入った高価な歯磨き粉などは、特に刺激が強くて口や唇がヒリヒリしたので、シンプルな普通の歯磨き粉のほうがよかったです。
※唇や口の中の痛みが治ったあとにシャボン玉 せっけんハミガキで歯を磨いてみると、ヒリヒリとした刺激は感じませんでした。
その後、太陽油脂のパックス石けんハミガキという歯磨き粉を購入して使ってみたのですが…
唇に痛みがあるときはパックス石けんハミガキもヒリヒリしました。
これもなぜか、普通の市販の歯磨き粉のほうが痛みが少なかったです。
太陽油脂のパックス石けんハミガキは、
・合成界面活性剤(ラウリル硫酸ナトリウム)など不使用
・サッカリン不使用
《パックス石けんハミガキの成分》
炭酸Ca(研磨剤)、水、グリセリン(湿潤剤)、シリカ(基剤)、石ケン素地(清涼剤)、ハッカ・ユーカリ油(清涼剤)、カラギーナン(粘結剤)
唇の痛み・唇の荒れがよくなった
唇が痛くなって 上唇(うわくちびる)に黄色いかさぶたのようなものができていたのは、プロペトをつけて様子を見ていたら 治りました。
唇が痛くなったあと、日常生活のなかで変えたことがあります。
それは、歯磨きをするときに、ハブラシにつける歯磨き粉の量を少なくしたことです。
歯磨き粉は少量でよいと歯医者さんから聞いたことがあります。
なかには、歯磨き粉をつけずに歯を磨いている方もおられますね。
歯磨き粉を多く使うと、口の中や唇に歯磨き粉の成分が多く触れて刺激になることがあると思いますので、敏感肌の私は気をつけるようにしています☆
白色ワセリンは、肌荒れしているときや 皮膚の傷が治りかけている部分につけると、皮膚を保護してくれて 良くなることがよくありますので、消費期限が過ぎた白色ワセリンは捨てて、新しいものを買ってきました。
その後、新しく購入したベビーワセリン
やわらかい使用感で良い感じです。
口紅やリップクリームは低刺激なものを使うようにしたい
今回くちびるが痛くなった原因は、たぶん 口紅やリップクリームが肌に合わなくて痛みがでたのではないかなと思います。
敏感肌で肌が弱いため、口紅やリップクリーム・化粧品は刺激が少ない 肌にやさしいものを使うようにしたいと思います。
あと、リップブラシは清潔にして使うようにしたいです。
リップブラシを使って口紅をつけたあと、くちびるがヒリヒリすることがあります。
リップブラシも刺激になっているのでしょうかね。。
家に持っている低刺激な口紅
★資生堂dプログラム 敏感肌用美容液(色つき)
口紅としても使えます。
使用感想・レビューはこちらで書いています。↓
低刺激なリップクリーム
★ワセリンピュアリップ
レビューはこちらで書いています。↓
唇がヒリヒリ痛いのが治らないときは皮膚科受診
この記事を最初に書いてから1年半後の春に また唇がヒリヒリ痛くなりました。
それで、2週間くらいずっと唇にワセリンをつけて保護していたのですが、それでも痛みが治らなくて、唇のまわりの皮膚も赤くなって肌荒れしてきたため、皮膚科へ行って診察してもらいました。
このときの唇の痛みの原因も不明ですが、わたしは春の時期に肌荒れが起こることがよくありますので、季節的なことも関係しているような気もします。
唇が痛くなる少し前から顔が乾燥していて、
乾燥で唇の左端が切れて、それが数週間ほどずっと治りませんでした。
皮膚科の先生からは、
柑橘系の果物などが唇に刺激になることもあるし、春は肌荒れしやすい季節でもあるので、食べ物や歯磨き粉の刺激など いろいろなことが重なって痛みがでてきたのかもしれませんね と言われました。
その後、皮膚科で処方されたお薬を唇につけて、2週間ほどで痛みが治りました。
お薬で唇の端が切れていたのも治りましたよ。
唇の痛みがなかなか治らないときは病院で診てもらうほうがいいですね。
【追記】
くちびるの痛みは皮膚科のお薬で治ったのですが…
その後また、唇や唇のまわりが痛くなり、赤くなったので皮膚科に行きました。。
先生に相談すると、
皮膚が荒れると バリア機能が弱くなってしまい、治療後に目で見て肌がきれいになっているように見えても、顕微鏡で見ると肌がまだ健康な状態になっていないことがあるのだそうです。
それで、一度荒れた皮膚が回復するのに半年ほどは気をつけていないといけないということです。。
わたしは、唇の痛みが治ると、口紅をつけたり、美白化粧品を顔につけたりしていたので、化粧品が刺激になったのかなと思います。
よく考えてみると、皮膚科で処方されたヒルロイドローションやクリームをつけているときは肌荒れや唇の痛みが出ていないのですが、他のスキンケア化粧品をつけたり口紅をつけ始めたあと、しばらくした頃から唇の痛みが出てきています。
やっぱり、皮膚のバリア機能がしっかりとするまで、肌に刺激になる口紅はつけないほうがいいみたいですね。。
唇のまわりの肌も痛みがでて赤くなるので、スキンケア化粧品も しばらくはヒルロイドローションとヒルロイドクリームをつけておくことにします。
唇が痛いときは 洗顔料が刺激になってヒリヒリすることがあるので、痛みがあるときには洗顔料を唇やその周辺につける時間を少なくしたり、ゴシゴシこすらないよう、優しく洗うようにしたほうがいいなと思います。
洗顔料は肌に優しい洗顔料を使っていますよ。
でも たまに、いろいろな洗顔料を購入して試すことがあって、洗顔料によっては肌がピリピリすることがあるので、それも気をつけたいと思います。
ここまで、【唇が痛い・唇(くちびる)の荒れ】がプロペト(ワセリン)で治った についてでした。
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肌荒れ、肌の乾燥・保護に、使ってみたら良かったです。